2023年6月にクロアチア・ドゥブロブニクを旅行しました。
観光に便利なドブロブニクパス1日券を使って1泊2日で観光をしましたのでご紹介いたします。
宿泊日数は2泊3日でしたが、3日の早朝にドゥブロブニクを出発しましたので、約2日間で観光しました。
●印がついているところがドゥブロヴニクパスで入れる施設です。
- ピレ門 Pile Gate
- オノフリオの大噴水 Velika Onofrijeva Fontana
- ●城壁 City Wall
- ●フランシスコ会修道院 Franjevački samostan
- Stradun通り ストラドゥン/プラッツァ通り
- ルジャ広場 Trg Luža
- スポンザ宮殿
- 聖ヴラホ教会 Crkva sv. Vlaha
- 旧港 Strara luka
- ●総督邸/レクター宮殿 Lactors Palace
- 聖母被昇天大聖堂/ドゥブロヴニク大聖堂
- 旧市街 路地裏散策
- ●海洋博物館
- 青空市場 Gunduliceva Poljana Market
- 聖イグナチオ教会
- セルビア正教会
- ●民俗学博物館 Ethnografic Museum Rupe
- お土産屋さん
- ●ロブリイェナッツ要塞
- スルジ山
- グルージュ港
- 旧市街のお手洗い
- まとめ:ドゥブロブニクカード(パス)を使って、1泊2日で観光
ピレ門 Pile Gate
旧市街の西側にあるピレ門から観光スタート!
旧市街には他に東側のプロチェ門(Ploče Gate) 北側のブザ門(Buža Gate)があります。
●ちなみにこのピレ門に入る前にある人気のカフェ・レストラン
「Dubravka1836」ではドゥブロブニクパスの割引がありました。(私たちは使い忘れました)
オノフリオの大噴水 Velika Onofrijeva Fontana
ピレ門から旧市街にはいるとメイン通りのStradun通り(ストラドゥン/プラッツァ通り)があります。
約200mの通りがルジャ広場まで続きます。
ピレ門を通り抜けるとすぐ右手にオノフリオの大噴水があります。
天然の湧水のようですが、大雨の後などは飲まない方がいいみたいです。
●城壁 City Wall
ドゥブロブニクパス利用
城壁は、2日目の朝一番にのぼりました。ピレ門を入ってすぐ、オノフリオの大噴水の前に入り口があります。
●フランシスコ会修道院 Franjevački samostan
ドゥブロブニクパス利用可能
ピレ門を入ってすぐ左手にあります。
入り口は建物の左脇にあります。
カトリック教会との間の通路があるので、ちょっと分かりづらいですが。。
入り口には赤茶色と白色の格子柄の床の入り口が見えます。
14〜15世紀に建てられた修道院。1667年の大震災の後に再建された。
ドゥブロブニクパスが使えます
ロマネスク様式の回廊。
回廊には病める人々を癒す修道士の壁画がありました。
旧市街の昔の絵でしょうか、まだ、城壁の外には何もない様子ですね。
中庭は建てられた当時のままなのだそうです。
博物館は宗教画や聖具などがあるが撮影禁止のようでした。
修道院内には1391年に開業した薬局がある。ヨーロッパで3番目に古い薬局「マラ・プラーチャ薬局」
現在もその薬局は、営業中。店内は撮影禁止。
天然のハーブのローションやクリームなどがあり、お土産にもおすすめ。
教会の前には小さな台があって、この上に乗ってシャツを脱ぐと願いが叶うと言われているそうで、小さい子供たちがチャレンジしていました↓
Stradun通り ストラドゥン/プラッツァ通り
ピレ門から旧市街にはいるとメイン通りのStradun通り(ストラドゥン/プラッツァ通り)があります。
約200mの通りがルジャ広場まで続きます。
通りから脇の道を見ると、南北に細い路地があり、かなりの階段になっております。
ルジャ広場 Trg Luža
ストラドゥン(プラッツァ)通りの東端にあります。聖ヴラホ教会、スポンザ宮殿、時計台などがあります。
広場の中心にあるオルランドの柱は修復中のようでした。
スポンザ宮殿
ドゥブロブニクパスは使えず。。
ルジャ広場に面しています。広場の北側にあります。1516年に建てられた。1667年に起きた大地震の被害を受けなかった建物。
当初は税関として、その後、文化サロン、現在は古文書館となっている。
聖ヴラホ教会 Crkva sv. Vlaha
無料。礼拝の前後しか開かないため、開いている時があればすぐに入っておいた方がいいかもしれないです。
ルジャ広場に面している。ドゥブロヴニクの守護聖人 ヴラホの名を冠した教会。
教会の主祭壇には銀製の聖ヴラホの像があり、手には旧市街の模型を持っている。
旧港 Strara luka
●旧港に面した「アルセナル」という人気のレストランでドゥブロブニクパスの割引あり
ルジャ広場の裏手(東側)にあります。
かつては、こちらの港から世界各地を結ぶ交易船が出ていた。現在は、主要港はグルージュ港になっており、ここからはロクロム島行きなどの船が出ている。
港にはアルセナルという造船所があった。現在は人気のレストランになっている。
ドゥブロブニクは猫ちゃんが多い。港で黄昏ている猫ちゃんを発見。
●総督邸/レクター宮殿 Lactors Palace
ドゥブロヴニクパス利用可能
張り紙にカメラに斜線が書いてあったので、撮影がNG なのか聞いてみたら、建物などは大丈夫みたいでした。
15世紀の初めにオノフリオ・デッラ・ツァッヴによって建てられた。
当初はゴシック様式であったが、その後、火薬の爆発があり、ルネッサンス様式で補修された。1667年の大地震の後の修復では、バロックの装飾まで加わった。
聖母被昇天大聖堂/ドゥブロヴニク大聖堂
無料
ルジャ広場の南にあります。
1192年に英国のリチャード王が創建。17世紀にバロック様式で再建。
礼拝中でしたので、少しだけ拝観しました。奥にはティツィアーノ作(16世紀)の聖母被昇天が飾られているようです。
宝物殿もあるようです。
旧市街 路地裏散策
大聖堂の目の前の細い路地を進んでいくと、「Gianni」など有名なジェラード屋さんもあります。
Gianiの横の階段を上がり
最初の路地にあるトンネルを左へ進みます
ちょうどCogito Coffeeがあるトンネルです
ギロチンが置いてあるちょっとしたスペースがあり、ここに猫ちゃんがたむろっていました。
猫ちゃんがお昼寝中。
この辺りの路地裏にも猫ちゃんがたくさんいました
●海洋博物館
ドゥブロブニクパス利用
Cogito coffeeの近くに城壁に上がる階段があります。
そこを上がると城壁のところに博物館があります。
聖イヴァン要塞の中にあります。入り口が城壁のところにあり分かりづらいかも。
中は、ドゥブロヴニクの海洋の歴史が展示されています。
地中海貿易やラグーサ共和国の歴史、産業革命、造船業などが模型や絵などを使って説明されていました。
写真を撮り忘れましたが、船の模型などとても素晴らしかったです。
要塞から見える景色も良かったです。
青空市場 Gunduliceva Poljana Market
ちょうど総督邸から西に伸びる通りを入るとすぐあります
こちらの広場にはクロアチアの大手スーパーマーケット「KONSUM」がありました。
ニャンコが普通にカフェの席でお休み中。。
広場から聖イグナチオ教会に続く階段は、ゲームオブスローンズのロケ地とも言われているみたいです。
聖イグナチオ教会
無料
青空市場から階段をのぼると教会です。
1699〜1725年にバロック様式で建てられた。
祭壇の天井にはスペイン出身の画家ガエタナ・ガルシアのフレスコ画が一面に描かれている。
ここにもニャンコちゃん。
セルビア正教会
ラグーサ共和国の時代には禁止されていた正教会。
1877年に建てられた。
こちらの中には入っていないのですが(笑)こちらは猫ちゃんのたまり場としても有名なようです。
クロアチアの猫ちゃんは、そこで寝る??と思うくらい警戒感なく寝ています。
●民俗学博物館 Ethnografic Museum Rupe
ドゥブロブニクカード利用
ストゥラドン通りからは、かなりの高低差があります。
ちょうど、城壁内の南西の角あたりにあります。ストラドン通りからは、城壁の南側に向けては階段になっており、少々小高い位置にあります。
そのため、民俗学博物館の前からは、このようにスルジ山が綺麗に見えました。
民族衣装などがあり生活の様子などが分かります。
絵の中にワンちゃんが描かれていました。
中の展示物に興味があるというより、、(笑)建物内を上っていくと、旧市街とスルジ山がより美しく見えるようになります。
さらにもう一階
最上階になるとこのように、城壁から望むような感じで旧市街を眺めることができます。
出口に、また猫ちゃんがいました。こんな出入り口にいたら、蹴られちゃうよ〜。本当に無防備な子が多い。
みんなに撫でられていました。
お土産屋さん
民族博物館の近くを歩いていたら、偶然見つけました。
オレンジピールとアーモンドが気になって入ってみました。
これから、バスやフェリーなどの長距離移動や観光している間のおやつに便利かもと思って購入。
アーモンドは砂糖とシナモンがまぶしてあるのかな、程よい甘さで美味しかったです。
オリーブオイルやお塩などもありました。
店主の方が日本語も練習されているみたいで、少しだけ日本語で説明してくれました。
こちらのワンちゃん用のお菓子もありました。
●ロブリイェナッツ要塞
ドゥブロヴニクパス利用
城壁から見たロヴリイェナツ要塞
城壁の外にあり、ピレ門から海沿いに出て、階段や坂を上って行きました。
午後の方が旧市街が順光になりそうなのと、夏で、暑すぎたので1日目の夕方に訪問しました。
要塞から見た旧市街↓
要塞に入場しなくても、この丘に上ると、かなり良い景色が見れるかと思います。
スルジ山
ロクルム島と旧市街、アドリア海が一望できます。
グルージュ港
旧市街からバスで10分ほど。旧市街の喧騒から離れて、ゆったりできました。
日中は暑くて歩けませんが、夕方涼みながら歩きました。
旧市街のお手洗い
ドゥブロヴニクパスが利用できる施設で、民族博物館や総督邸、海洋博物館などにはトイレがありました。
城壁内は有料でした。
ピレ門を入る前に有料の公共トイレがありました。あと、ハードロックカフェのところのお手洗いは2€でした。
ピレ門前のお手洗い
まとめ:ドゥブロブニクカード(パス)を使って、1泊2日で観光
- 城壁に行くなら、ドゥブロブニクカードを買って損はしません。その他の施設も巡れます
- ただ、城壁に行かないのであれば、パスは買わない方がいいかと思います
- パスがあったので、他の施設も巡ってみました。
- もしドゥブロブニクパスを使わず、城壁も行かないとしたら、おすすめの観光地としては、旧市街の中をぐるっと一周、スルジ山がおすすめですかね。