南米周遊旅行① 【ペルー・ブラジル・アルゼンチン】イグアスの滝とマチュピチュ遺跡 10日間

【南米旅行】

今回は、2017年10月に南米(ペルー・ブラジル)旅行に行きましたのでご紹介したいと思います。

今回は、自分で色々と個人旅行のルートを考えたのですが、ルート作成やチケットやホテルの手配が難しく、治安・手軽さの面から、一人で旅行会社のツアー旅行に参加することにしました。

今回は、主なルートをご紹介いたします。

準備編:ESTA、ブラジルのビザ

アメリカでのトランジットなので、ESTAが必要。

アメリカへの渡航は2011年3月1日以降にイラン、イラク、スーダン、シリア、リビア、ソマリア、イエメンに渡航・滞在歴があるとESTAを利用してのアメリカ渡航ができないということ。

2017年当時はブラジルのビザが必要でしたが、2019年6月17日以降より日本、アメリカ、カナダ、オーストラリア国籍の方は、90日以内の観光、商用、通過(トランジット)、芸術・スポーツ等の各種イベントへの参加を目的とした短期訪問ビザが免除となりました。

旅行会社のツアーに一人参加のメリット・デメリット

南米ではトイレにトイレットペーバーを流せないことが多い!

南米旅行で、少々女性としてはつらいのが、トイレにトイレットペーバーを流せないことです。中国など他の国でもそういったところはありますが、トイレのゴミ箱にすてるので、少々匂いがきつい公共トイレもあります。

二人参加ですと、ホテルのお部屋のトイレは共用なので気を使いますよね。。。そうとう気心がしれていればいいのかもしれませんが。

南米では、飛行機や交通機関の乱れが頻繁に起きる!

南米に行くと、毎回何か起こりますが、今回もクスコで飛行機の遅延がありました。その際に、3400mの高所で、高山病のリスクがあり、頭も回らないと、アクシデントに対するリアクションで疲れてしまいますが、現地のガイドさんは迅速に対応してくれるのでありがたいです。

お部屋を一人で広々使える!

ツアーや場所にもよりますが、特に都市ではお部屋が広くないことが多いです。国内旅行では十分だと感じるお部屋も、長期の海外旅行ともなるとスーツケースを広げるスペースがないこともあります。

自分のペースで行動できリラックスできる!

ツアーのスケジュールが目一杯入っていたり、時には夜遅くにホテルに到着したりすると、特に女性ですとシャワータイムや身支度に時間がかかったりすることがあります。時差ボケもあったり、観光して疲れがあったりで、早く寝たいときもありますよね。

朝起きる時間も自分のペースでいいでのでおすすめです。

自分の好きなタイミングで好きな国へ安全に旅行できる

実は、私の場合、友達も家族も南米には興味がありませんでした(笑)それで、諦めてしまっては行きたい国にいけないし、タイミングを失ってしまうこともあります。

また、女性一人では不安な国もツアーですと、比較的自由もありながら快適に旅行ができます。

ホテルのお部屋にお水が二人分あり、潤沢に使用できる

南米やインド、アフリカといった国では、水道水が飲めません。

歯ブラシした後のすすぎぐらいなら大丈夫ですと言われたりもしますが、実際長い旅で水に当たると最悪なので、私は基本的にペットボトルのお水でうがいなどもしています。国によっては顔を洗うのもペットボトルのお水を使ったりします。

ツアー料金は一人部屋使用料金は高くなる

時に、おひとり様歓迎として、比較的お値打ちになる時もありますが、いいホテルに泊まれば止まるほど、料金はあがります。

しかし、私はあまりそういう時期にはいきません。なぜなら、ツアーでのホテルチェックイン時に時間がかかるからです。例えば14人でも2人組でしたら遅くても7番目に呼ばれますが、全員おひとり様ですと、最悪14番目に呼ばれます。疲れている時にこれはけっこうきついです。また、個性が強い人も多いかも(笑)

だいたい、以前よりも一人参加する人もふえてきているので、一人で参加しても寂しくないですよ。

治安が悪い国でも、わりと安全に旅行ができる

治安も今ひとつなので、ツアー代金で入場料などの必要な経費が入っていて、自分で持って行く現金は、USドルで、枕銭のチップ、飲み物代やお土産代程度でも大丈夫ということでしたので、多額の現金を持っていく必要がなく、気持ちが楽だったので、ツアー利用して良かったです。

最悪、盗まれたとしても、現地ガイドや添乗員さんがいると安心ですよね。

個人旅行ですと、移動のバスや電車などでも気を抜けませんが、ツアーですと専用バス乗車中は、寝ても大丈夫ですし十分な休憩もとれるのでよかったです。

1日目 関西空港発→ロサンゼルス経由→ペルー・リマへ 丸一日移動

[夕]【日本】関西空港発 JAL 060→【アメリカ】ロサンゼルス (約10時間半)

[昼]ロサンゼルス着 入国後、送迎バスで休憩用のデイユース・ホテルへ 夕方ホテル発 空港へ

[夜]ロサンゼルス発 「ラタム航空」 LA601(ビジネスクラス)→【ペルー】リマ(約8時間半)

今回は、長距離の2区間をビジネスクラスにしました。

というのも、初めての南米で、万全の状態で臨みたかったからです。移動も長いので、それで疲れてしまうと旅行を楽しめなくなるので、なるべく楽に旅行をしようと思いました。

2日目 ペルー・リマ→ブラジル・イグアスへ

[朝]【ペルー】リマ「ホルヘ・チャベス国際空港」到着

[昼]【ペルー】リマ発 LA2443 → 【ブラジル】フォス・ド・イグアス国際空港(約4時間) 夕方到着

[夕]ホテルへ(Continental Inn Hotel 2泊)

正直、最後のこの4時間のフライトがエコノミークラスしかなかったのと、混んでもいたのでつらかったです(汗)

3日目 世界遺産「イグアスの滝」ブラジル側 観光

[午前]ホテルでゆっくり

[昼] レストランでシュラスコ料理

[午後]世界遺産「イグアスの滝」ブラジル側からの観光(1時間半)(希望者はその後、イグアスボートツアー)

[夕] ホテル到着・ホテルで夕食

いがいとスケジュールの余白って大事だなと思いました。これでも、スケジュールがけっこう詰まっているツアーにしてしまったのですが、長距離移動で疲れているので、午前中ホテルでゆっくりできたのはよかったです。

4日目「イグアスの滝」アルゼンチン側観光 ペルー・リマへ移動

[朝]ホテル出発し国境を超え、アルゼンチン側の『イグアスの滝』へ

[午前] アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの3国国境地帯のモニュメントを観光

[昼] ランチ

[午後]イグアス空港へ

[夜] 【ブラジル】イグアス空港発 → 【ペルー】リマ空港へ (約4時間半)

[深夜]ホテル到着(SHERATON LIMA シェラトン・リマ 2泊)

この日は、かなりハードなスケジュールの上、翌日朝早かったので、もう少し余裕があるツアーにすれば良かったかなと思いました。

5日目 リマ⇆ピスコ 「ナスカの地上絵」「リマ旧市街」観光

[早朝]5時出発 リマから陸路ツアー専用バスでピスコへ、アメリカンハイウェイを南下(約4時間)

[午前]カピタン・FAP・レナン・エリアス・オリベラ空港からセスナ機にのり世界遺産『ナスカの地上絵』遊覧飛行

[昼] レストラン セビーチェ

[午後]ピスコからリマへ (約4時間)

[夕方]世界遺産リマ旧市街観光(マヨール広場、大統領官邸、カテドラル、パルケ・デ ・アモール)

[夜] ホテルで夕食

ナスカの地上絵を見るためには、一番車での移動が少ないピスコの空港を選びましたが、それでも大変でした。

ここからも、かなりハードなスケジュールが続きました。

6日目 リマ→クスコ→マチュピチュ村へ移動

[朝] 7時 ホテル出発 

[午前]ペルー・リマ →国内線 クスコへ(約1時間半)

[昼] クスコ着 専用バスにてオリャンタイタンボへ(約2時間)

   ランチ:フォルクローレ(民族音楽のショー)

[午後]展望列車(ビスタドーム)でマチュピチュ村(アグアスカリエンテス)へ (約1時間半)

IncaRail 時刻表     PeruRail ルート 

[夕方]マチュピチュ村到着 徒歩でホテル EL MAPI(エルマピ)へ(2連泊)

かなりの移動日で、高山病のリスクが高いクスコを経由しましたので、不安でした。

あえて、クスコをすぐに観光しないツアーを選びましたが、正解かと思いました。

このハードスケジュールでさらにいきなり標高が高いクスコを観光するのはけっこうキツイと思います。

違うツアーでは、リマからクスコに来てすぐに観光というルートの方がおり、その中には倒れた方もいるとの情報を得ました。

7日目 世界遺産「マチュピチュ遺跡」観光

[朝] 7時にホテル出発・マチュピチュ村(アグアスカリエンテス)から混乗バスにて「マチュピチュ遺跡」入り口へ 

[午前]マチュピチュ遺跡見学(3時間)

[昼] 遺跡の目の前のホテル「サンクチュアリーロッジ」でランチ

[午後]インカ道 ハイキング(初級レベル)(3時間)

[夜] ホテルで夕食

この日も、かなり朝からハードでした。歩く距離も長かったので、体調管理は十分にしたほうがいいかと思いました。

8日目 マチュピチュ→クスコ観光→リマ→ロサンゼルス移動

[朝] マチュピチュ村発 高原列車にて オリャンタイタンボへ(約2時間)

[午前]オリャンタイタンボから専用ツアーバスでクスコへ(約2時間)

[昼] ランチ

[午後]世界遺産クスコ市内観光(太陽の神殿、アルマス広場、大聖堂)12角の石、サクサイワマン

[夕方]LA2062 クスコ→国内線でリマへ(1時間半)

[夜] リマ到着後、夕食レストランへ

[深夜]25:50 LA 2476 【ラタム航空・ビジネスクラス】ペルー・リマ空港→ロサンゼルス空港(約9時間)

とうとう、標高が高いクスコを観光しました。

少し頭がぼーっとしましたが、マチュピチュで2日間高度順応をしておいて良かったと思いました。

最後までかなりハードなスケジュールが続きました。

9日目 ロサンゼルス空港→関西空港へ

[朝] 8:50 ロサンゼルス空港到着 乗り継ぎ

[午後]13:45 JAL(JL069)【ビジネスクラス】 ロサンゼルス発→関西空港(約12時間半)日付変更線通過

またまた、最後に長い移動が続きますが、疲れを癒すためにはビジネスクラスで良かったかと思います。

10日目 関西空港到着

[夕方]18:15 関西空港到着

無事に誰一人欠けることなく、このハードなスケジュールをこなせたことに感謝です。

まとめ

ツアーは年配の方が多かったですが、みなさんお元気ですね、逆に勇気付けられました。

ただ、南米、アフリカ、インドなどハードな場所は、体力に余裕があるうちにいけるならいったほうがいいかと思いました。

今回は10日間という日程でしたが、逆にもっとゆったりと長いスケジュールで、一気に他の国も回ったほうがよかったかなとも思いました。

日程表だけではわからない、ツアーの過酷さも体感しました。

ツアーを選んでいる時に、もっと長い日程のツアーを見て、観光の予定がない日程があったので、何もないならもっとつめたツアーにしようかと思ってしまったのですが、誤算でした。

けっこう、スケジュールの余白はこういったハードな国では大事ですね。

南米など交通網が乱れやすいところでは、そういった余白も効いてくるかと思います。今回も少しトラブルがありましたが、現地ガイドさんがいてよかったですし、添乗員さんもいるので色々とアドバイスも伺えてよかったです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

    

       

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