南米周遊旅行③【ブラジル】世界遺産「イグアスの滝」〜大いなる水〜

【南米旅行】

2017年10月に南米(ペルー・ブラジル・アルゼンチン)旅行に行きましたのでご紹介したいと思います。

南米旅行は、自分で色々と個人旅行のルートを考えたのですが、ルート作成やチケットやホテルの手配が難しく、治安・手軽さの面から、一人で旅行会社のツアー旅行に参加することにしました。

今回は、日本出発してから3日目ですが、やっとはじめての観光にむかいます。

世界三大瀑布のひとつ 世界遺産「イグアスの滝」

先住民の言葉で「大いなる水」の意、毎秒65000トンの圧巻のスケール

先住民の言葉で「大いなる水」を意味するイグアスの滝。

水量は、毎秒65,000トンという想像もつかないような大量の水を放出しています。

イグアスの滝は周辺に点在する大小275の滝の総称で、最大落差約80m、滝幅はなんと約4.5kmあります。

2段構造の滝が多く、それがイグアスの滝の大きな特徴でもあり、世界でも有数の自然景観となっています。

世界三大瀑布のひとつ

北米のナイアガラの滝、アフリカのヴィクトリアの滝と並び、世界三大瀑布の一つです。

私は、ナイアガラは見たことがないのですが、ダイナミックな滝の迫力はヴィクトリアの滝よりもあると思います。

アメリカ大統領T.ルーズベルト夫妻がここを訪れた際、夫人がその規模に思わず「かわいそうなナイアガラ!」と言ったとか。

ブラジル・アルゼンチンにまたがるイグアスの滝

イグアスの滝は、ブラジルとアルゼンチンにまたがっています。

イグアスの滝は約20%がブラジル側、残りがアルゼンチン側にあります。

イグアス国立公園は、アルゼンチンとブラジルの国境にあり、イグアスの滝とその周辺の広大な熱帯雨林からなります。
2か国側からの眺めは全く異なり、どちらも違った魅力があります。

イグアスの滝国立公園の広さは、ブラジル側が185,000ヘクタール、アルゼンチン側が65,000ヘクタールで合わせて東京都とほぼ同じくらいの広大な面積です。

滝自体のダイナミックさを体感するなら断然アルゼンチン側です。遊歩道を伝って展望台へ近づくと、「悪魔の喉笛」が凄まじい水しぶきを上げていて、滝壺に吸い込まれるような感じです。

対岸のブラジル側からは「水のカーテン」といわれる壮大な滝の全体像とパノラマをみることができます。

せっかくいったら、両方楽しみたいですね。

佐藤健さんと宮崎あおいさんが主演の映画「世界から猫が消えたなら」のロケ地

2016年公開の映画『世界から猫が消えたなら』の中で、宮崎あおいさんが佐藤健さんとのアルゼンチン旅行でイグアスの滝へ行き、滝を前に「生きてやる!」と叫ぶシーンが印象的でしたが、このロケ地は実はイグアスの滝のブラジル側でした。

この時、はじめてしっかりと映像でイグアスの滝のみて、すごいパワーを感じて、一度行って見たいと思い、今回の旅行に至りました。

宿泊ホテル:Continental Inn Hotel(コンチネンタル イン ホテル)

ブラジルでは、イグアス空港からほど近いホテルに2泊連泊しました。パラグアイやアルゼンチンの国境にほど近い街です。

今回の旅行はなるべく連泊するような日程のツアーを選びました。

ブラジルは治安も今ひとつですので、添乗員さんからあまり外出しないように注意がありました。

ここまで、1日以上飛行機の移動でしたので、ひとり参加の私はしっかり、ホテルで休息をとっておりました。

ホテルHPより ロビーの様子

初のブラジルでとても驚いたことが。。。常時、気候が温暖ということもわかるのですが、、、こちらのお写真のように、お布団がなく、シーツがかかっているだけだったこと。。。私の部屋だけかしら?と思い、添乗員さんに尋ねましたが、どうやら普通?!の様子でした。

ホテルHPより 客室の様子

おそらく古いホテルですが、広さもほどほどにあり、寝るだけなのでまあいいかなというレベルでした。

アクセス

イグアスの滝周辺のおすすめ高級ホテル 

今回の旅行は、周遊旅行で観光がメインのため上記のホテルでしたが、もし、ゆっくりイグアスを満喫しながら高級リゾートでゆっくりするとしたら、以下のホテルがオススメです。

メリア(シェラトン)ホテルに泊まるようなツアーもみかけましたが、私の場合は、ルートや日程があわなかったので選べませんでした。

ツアーですと、どこかで妥協が入ってしまいますね。

ベルモンド ホテル ダス カタラタス(ブラジル側)Bermond Hotel das Cataratas

イグアスの滝の国立公園内にありなんとイグアスの滝まで徒歩2分

シェラトン(メリア)・イグアス・リゾート&スパ(Sheraton Iguazu Resort & SPA)アルゼンチン側 

HP : Gran Melia Iguazu

ブラジルの気候

南半球の国ブラジルの気候は、基本的に日本と季節が逆、国土も広く、地域により大きく違います。

夏は11月~4月、冬は5月~7月。

イグアスの滝は熱帯雨林地域の位置し、頻繁に降る雨と空気中の多く含まれる湿度が特徴です。

この地域の気候は亜熱帯で湿度が多く、10月〜3月までの蒸し暑い夏と5月〜9月までの涼しく乾燥した冬の2つの季節に分かれています。

イグアスの滝旅行のベストシーズン

滝の水量は12月から1月が最高です。気候的にベストなのは、比較的乾燥している4月〜9月。滝の水量を考えると、天気は不安定で暑いのですが、10月〜2月がベストで、滝の水量が増え始める10月がちょうど良いかと思い10月にしました。

夏場は蒸し暑く30度を超すことも。冬の時期は20度前後と気温も下がるので、5~10月の現地が冬にあたる時期が観光にはおすすめです。

3日目 世界遺産「イグアスの滝」ブラジル側 観光

ランチはブラジル名物「シュラスコ料理」

[午前]ホテルでゆっくり休憩というスケジュールでした。

[昼] 近くのレストランでシュラスコ料理をいただきました。

今回の、ツアーでは、ペルーは食事が合いましたが、ブラジルは今ひとつでした(笑)シュラスコ自体は美味しいし、嫌いではないのですが、単純な肉料理が続くとつらいかな。。。肉好きの人は、ブラジルは合うかもしれませんね。

いよいよ「イグアスの滝」ブラジル側へ

[午後]いよいよ、世界遺産「イグアスの滝」をブラジル側からの観光します(1時間半)(希望者はその後、イグアスボートツアー)

今回のツアーで、ブラジルにおいては、日系の女性の方が現地ガイドとして対応してくれました。

とても素晴らしい方で、すごくテキパキとこなしてくれて、待ち時間を極力少なく配慮してくれたり、綺麗めなトイレを教えてくれたりすべてがスムーズでした。

バスを降りると、、、、可愛い動物のお出迎え(笑)

いっけん、かわいらしい動物なのですが注意が必要です。「ハナグマ」といい、滝の周辺いたるところにいました。

かわいいのに、日光の凶暴な猿のように人が持っている食べ物を狙っています。

ビーニール袋を無造作に持っていると、とられます。噛まれることもあるのでおさわりは禁止です。

大きなトカゲ?!もいたりして、まさに大自然ですよね。

この国立公園内にも、気になっていた高級ホテルがあるのですが、、、やっぱりちょっと怖いかも(笑)

(インドネシア・バリ島のウブドのホテルの敷地内でもワニをみかけて、かなり驚きましたよ)

イグアスの滝の周りはトレッキングコースになっていますが、舗装された道で階段もありますが、遊歩道のようになっています。

ボートツアーもあり、滝壺の方に近づいてびしょ濡れになるようです(笑)

午後希望者はいかれたのですが、綺麗な色の水は浴びても気になりませんが、、、ちょっと茶色の水が気になったのと、

はじめての南米で水系は気をつけたかったので私はパスしましたが、ツアー後に感想を聞くと、年配の方でも、童心に返ったようにすごく楽しそうに生き生きとした目で「楽しかった!」とおっしゃっていましたよ。

ブラジル側からは「水のカーテン」といわれる壮大な滝の全体像とパノラマをみることができます。

遊歩道を歩いていると、時々虹が姿を現しとても綺麗です。

ブラジル側一番のハイライトは、こちらの展望台橋。

有名な「悪魔ののどぶえ」を目の前で眺めることができるこの展望橋です。

滝のすぐ前に橋が張り出しており、大迫力のパノラマ!360度滝に囲まれたかのような感覚です。

轟音とともに圧倒的な水量でなだれ落ちる茶色の滝。

舞い上がる水煙もすごすぎて、今までに体感したことがない圧倒的な感覚でした。

ちなみに、こちらのブラジル側のイグアスの滝が映画『世界から猫が消えたなら』のロケ地です。

4日目「イグアスの滝」アルゼンチン側観光 ペルー・リマへ移動

[朝]ホテル出発し国境を超え、アルゼンチン側の『イグアスの滝』へ

[午前] アルゼンチン・ブラジル・パラグアイの3国国境地帯のモニュメントを観光

[昼] ランチ

[午後]イグアス空港へ

[夜] 【ブラジル】イグアス空港発 → 【ペルー】リマ空港へ (約4時間半)

[深夜]ホテル到着(SHERATON LIMA シェラトン・リマ 2泊)

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