2023年2月にスペイン・バレンシアを旅行しました。
その際にバレンシアの新スポット「芸術科学都市」(Ciutat de les Arts i les Ciències)を訪れましたのでご紹介いたします。
アクセス:「芸術科学都市」(Ciutat de les Arts i les Ciències)
行きはNord駅付近 Alcant駅 からトラムで行ってみました
Nord駅正面向かって左側(東側)のCarrer d’Alacant(アラカント通り)を通り、Alcant駅を目指します。
右側のクリーム色の建物はNord駅の駅舎。
途中、道の真ん中にバス停がありました。
バス停をこえてさらに歩きます。
ちょうど駅舎の端くらいに、Alcant駅の入り口がありました。こちらはエスカレーターでしたので、
左手方向を見ると。。Carrer de Sogorb(ソゴルブ通り)沿いにAlcant駅の入り口がありました。
トラムと地下鉄(M)は同じ系統なのですね。
トラムは、SUMA 10カードやTUINカードなどのお得な回数券やチャージ式カードが使えます。
ここの駅は始発なので、10番線のNatzaret駅方面のトラムしかありません。
市の中心部は、トラムも地下を走行するのですね。
細長いフォルムのトラム。
Russafa駅もまだ地下の構内。
Amado Granell-Montolivet駅もまだ地下。
ようやく地上に出てきました。
アラメダ橋がすでに見え始めています。
Ciutat Arts i Ciències – Justícia駅もCiutat de les Arts i les Ciències(芸術科学都市)のMuseo de las Ciencias(フェリペ皇太子科学博物館)やAgora(アゴラ)、Assut de l’Or Bridge (アラメダ橋)に近い駅です。
車内からもMuseo de las Ciencias(フェリペ皇太子科学博物館)が見えています↓
Assut de l’Or Bridge (アラメダ橋)、Agora(アゴラ:青色の建物)が見えてきました。
オセアノグラフィック (L’Oceanografic 水族館)が見えてきました。↓
オセアノグラフィックの目の前にあるトラムの駅「Oceanografic駅」で下車しました。
芸術科学としにトラムでアクセスする場合は、10番線の以下の駅がおすすめです。
私たちは、一番端のオセアノグラフィックからみていくことにしました。
他にもバスの15番などもこの辺りに停車するようです。
バレンシアの新スポット 芸術科学都市 Ciutat de les Arts i les Ciències
バレンシア生まれの建築家、サンティアゴ・カラトラバが21世紀の科学都市をイメージしてデザインした一大都市
- パラウ・デ・レス・アルツ(Palau de les Arts)
- レミスフェリク(L’hemisferic)プラネタリムやIMAXシアターがある
- フェリペ皇太子科学博物館(Museu de les Ciencies Principe Felipe)
- ルンブラクレ(L’Umbracle)
- アゴラ(Agora)多機能スペース
- オセアノグラフィック(L’Oceanografic)ヨーロッパ最大級の水族館
などの要素で構成されている
- バレンシアにある生命・科学・技術・芸術活動普及のための複合施設。
- 1996年に建設が始まり、約10年の2006年にかけて作られた
- トゥリア川のかつての川床沿い約2キロメートルにある
- 30万平方メートルを誇る敷地の中に、印象的な現代建築群が立ち並ぶ「バレンシアの巨大ランドマーク建築」
- ヨーロッパ最大級の規模
- 近代的な建築様式だが、ガウディが作ったトレンカーディス(Trencadis)も建設に利用されている
- 映画などのロケ地にもなっている(ディズニー映画「Tomorrow Land」やHBO(アメリカ)の大人気ドラマ「Westworld」など)
ヨーロッパ最大級の水族館 オセアノグラフィック (L’Oceanografic)
この建物のみ、バレンシアの建築家サンティアゴ・カラトラバではなく、マドリード出身のフェリックス・キャンデラのデザイン
「HPシェル構造」という建築技法を用いた設計技術でま「シェル(貝殻)」のような形で仕上げられた流れるような曲線が美しい建築。
水族館は、時間があったら入ってみたかったけど、今回は中には入らず。地元のお子様たちも大勢訪れていました。
アゴラ (Agora)
オセアノグラフィックの隣にある青い建物 AGORAへ。
サンティアゴカラトラバによって設計された屋根付きの多目的スペース
サンティアゴ カラトラバといえば、以前旅行したビルバオ空港やスビスリ橋、バルセロナではモンジュイックタワーといった建築や作品があります。
アラメダ橋 Assut de l’Or Bridge
フェリペ皇太子科学博物館(Museu de les Ciencies Principe Felipe)
骨格のようなデザインが印象的。水面に映る建物も美しい。
上から見てみようと、脇の階段を上っていきます。
この辺りにもモニュメントがたくさんありますね。
真横から見ると、また雰囲気が違いますね。
こちらの中には。。。博物館のようなものもあったり。。
カフェスペースもありました。
ちょうど、FALLAS(バレンシアの火祭り)の開催される前に訪れたので、人形が展示されていました。
賞に入らなかった人形は、最終日に焼かれるみたいですね。
彫刻庭園「ルンブラクレ」 L’Umbracle
フェリペ皇太子科学博物館(Museu de les Ciencies Principe Felipe)の隣にあります。
熱帯の植物園みたいな雰囲気。
バレンシア固有の植物種の植えられた庭園でオノ・ヨーコらの彫刻もあるらしいのですが、よくわからなかったです(汗)
IMAXシアター 「レミスフェリク」(L’hemisferic)
目のような外観の建築。
いろいろな方向から鑑賞してみました。
建物の中も歩けました。
この辺りの他のビルやマンションもちょっと変わった形ですね。
「パラウ・デ・レス・アルツ」(Palau de les Arts) オペラハウス
Palau de les Arts Reina Sofía (Opera Valencia) – ソフィア王妃芸術宮殿
ヨーロッパの中でも最大規模のオペラハウス
昆虫のようなデザイン。
帰りはバスに乗ってNord駅まで行ってみました
これで、全部見終わりました(笑)
この辺りは、ちょっと不便で、Nord駅まで帰るのには、歩いたら約30分ほど。
トラムの駅ですと、Amado Granell – Montolivet駅やQuatre Carreres駅が最寄りですが、徒歩11分ほど。
あとは、色々とバスが出ていました。(14番や19.40番など)
Pont del Regne コチラの橋はガーゴイルが印象的。
Googleで調べて、適当にバス停を見つけました。
最初のバス停は40番しか停まらず、近くの他のバス停にさらに歩きました。
コチラですと、19番も40番も停まるからいいかなと思ったのですが。。
先に来た19番は、激混みでのれず。。
後から来た、少し遠回りするルートの40番は空いていました。
こちらのバスはコロン市場の前を通りました。今回の旅では、こちらの市場まで回れなかったのが残念。
Nord駅が終点なのかと思ったら、そうではなくて闘牛場が見えて慌てて降りました。
まとめ:近未来的で巨大な建築群は見応えがありました
- バレンシア出身のサンティアゴ カラトラバが21世紀の科学都市をイメージしてデザインした一大都市
- ヨーロッパ最大級ということもあり見応えがありました
- 映画などのロケ地にも使われる近未来都市