スペインから陸路・徒歩で国境越 イベリア半島にあるイギリス領「ジブラルタル」入国&観光・街歩き

【アンダルシア】

2023年12月にスペイン・アンダルシアを旅行しました。

その際にスペイン国境の街「ラ リネア」(La Linea)から徒歩で英国領ジブラルタル(Gibraltar)に入国し観光をしましたのでご紹介いたします。

アクセス:ジブラルタル

・スペイン国境の街「ラ リネア」バスターミナルから、ジブラルタルの国境までは徒歩5分

ジブラルタル入国 国境の検査

スペイン 国境の街 「ラ リネア」からジブラルタルへ入国します。

国境近くにはショッピングセンターみたいなのがありましたが、土日だったからか、ほぼ閉まっていました。

ファーストフード店は営業していました。

国境には、車でジブラルタルに入る列ができていました。

15:20 歩いて国境のパスポートコントロールへ

スペイン側の出国審査では、自動ゲートと有人ゲートがありました。日本のパスポートは自動ゲートで反応しなかったので、

有人ゲートに行き、ついでにスタンプを押してもらいました。

(スタンプは押してもらわなくてもいいのですが、記念にもらいました。帰りも、スタンプを押してもらうように言われました)

ジブラルタル入国する際は、特に何もなかったと記憶しております。

時間も時間だったので、観光客もいなくて、空いていたので約7分で通過。

イギリスはブレグジット (Brexit)でEUを離脱しましたが、もともとシェンゲン協定加盟国ではありませんでした。

ジブラルタルは、人の通行に関してはシェンゲン協定に入っているみたいです。

通貨はジブラルタルポンド。イギリス本土では使えないけど、為替換算はポンドと変わらないかと思います。

ユーロが使えるお店も多いので、両替はしませんでした。

ジブラルタル観光 ツアー

ジブラルタルに入るとすぐに、タクシーツアーを勧められました。

自力で、ケーブルカーを使ってザロックに上り、自然保護区(Nature Reserve)を回るチケットより少し高めかな。

そこまでのバス代を含めたら同じくらいの料金ですね。

自然保護区のメインの見所、

Great Siege Tunnels,

Skywalk,

St Michael’s Cave,(セントマイケル洞窟)

は、ケーブルカーのセットチケットと同じですね。

ただ、もう夕方だったのと、この日とても風が強くて寒かったので、やめておきました。

翌日巡ろうと思ってリサーチしていたのですが、このタクシー案内の人に、明日は雨だから今日にした方がいいと嘘を言われたこともあり、

(翌日は天気予報でも晴天で、実際にいい天気でした)このタクシーは使いたくないと思いました。

実は、この日の夜、熱が出てしまい、翌日も観光ができなくなってしまいました(泣)とっても寒かったので、、、そのせいかも。

ジブラルタルに入ってすぐに、イギリスらしい電話ボックスがありました。

そのさらに奥に歩いていくと、市バスのバス停があり、さらにその奥へ進むとジブラルタル空港の滑走路を渡れます。

ジブラルタルの市バスで中心部へ

パスポートコントロールを抜けて、そのまままっすぐザロックの方に歩いて行くと、市内中心部へ行くバスのバス停がありました。

市内へは、5番か10番のバス
バス自体の表記は5/10となっていて、

どっちのルートかよくわからず。。

バス料金はポンドでもユーロでも支払えます。

料金は高めですね。

City CenterやCable Car(乗り場)の方までバスでアクセスが可能です。

  • City Centerまでは約5分

  • ケーブルカー乗り場までは約15分

空港からは5/10のバスがありますが、他にもザロックを取り囲むようにバスルートがあります。

バスチケットは、車内で運転手さんから購入。クレカは使えず現金のみです。

往復チケットを2人分購入しました。10回券も二人で使えるならいいかなと思いましたが、一人でしか使えないみたいでした。

滑走路を通るのかと思ったけど、ぐるっと迂回して市内へ向かいました。

CIty Centerで降りたかったのですが、通り過ぎたのかよくわからず、Waterport Road(Ocean Village)で降りました。

両バス停は近いからいいのですが、なんだろう、ちょっとわかりづらかったですね。

中心部を観光

こちらには、Ocean Villageというレストランが集まった商業施設がありました。

ランチを食べたくて、お店を探していましたが、、惹かれるところがなく、、City Centerの方へ戻ることにしました。

ジブラルタルは高層マンションが立ち並び、ちょっとモナコみたいな雰囲気もある気がしました。

こちらのケースメイツ門をくぐるとCity Centerです

この門の前にバス停があり、ここで降りたかったのだけど。。帰りしか通らないバス停なのでしょうか??

門をくぐるとCasemates Square(広場)があります。

日曜日でしたので、お休みのお店が多かったのですが、この広場の周りは何軒かレストランが営業していました。

本当は、フィッシュ&チップスを食べてみようと思っていたのですが、軒並みお休みでして、こちらのパブに入ることにしました。

All’s Well パブでランチ

タパスバーみたいですが、イギリステイストでした。

とにかく風が強くて寒かったので、何か温まるお食事をと思いました。

プレミアリーグの試合が放送されていたので、ちょっとイギリスを感じられました。

国境を渡っただけなのに、スペイン語は通じず、、英語対応になりました。

本日のスープと手羽先と、サーモンとエビの包み揚げを注文しました。

味は英国風な味付けな気がしました。

ユーロでもジブラルタルポンドでも支払えます。クレジットカードで支払いました。

メインストリート 日曜日に観光したらお休みの店ばかり

ケースメイツスクエアから500mほど続くメインストリートを歩いてみます。

ジブラルタルは免税価格で買い物ができるフリーポート

スペインと同じく、ジブラルタルは日曜日はお休みのお店がほとんどですね。。。

日曜日に来たらメインストリートは、閑散としていました。

MARKS &SPENCERでお買い物したかったのですが、日曜日はお休み。。。本国で行くことにします。

イギリスらしい郵便ポスト

メインストリート終点、南の入り口のSouthport Gates

ジブラルタルを象徴する岩山 ターリクの山(The Rock)の頂上へ登るロープウェイ(ケーブルカー)が見えました。

ゲートを抜けて、ケーブルカー乗り場の方に行ってみます

The Rock(ザ ロック)の展望台に昇るロープウェイ

メインストリートの南の入り口 Southport Gatesから出ると、トラファルガー墓地があり、この辺りにバス停があります。

実は、この日は結構風が強くて、ロープウェイ運行していないのかなと思っていましたが、この時間は動いてはいましたね

駐車場の方からロープウェイ乗り場に行ってみます

チケット売り場の方に行ったら、すでに閉まっていました。。(17:40)

17:15で閉まるみたいでした。

翌日に利用しようかと思っていたので、料金をリサーチ。

往復で自然保護区を巡ると37£ですね。

イギリス料金で高めですね。

ケーブルカー乗り場から国境までバスで移動

私たちは、ジブラルタル空港(Frontier Terminus)国境の方まで帰るので、5/10のバスに乗りますが、MARKET PLACEまででしたら、こちらのバスカンパニーのバスでも行けるようですね。

5/10のバスが来たので乗車します。Googleの時刻表通りには来ませんでした。

Frontier Terminusまで乗車。

ジブラルタル空港 滑走路

Frontier のバス停から、歩いて滑走路に入ることができます。

この日、とっても寒かったので、入り口の所でやめてしまったのだけど(笑)

飛行機発着の時間を調べて離発着を間近で見ることもできます。

EOSKI スーパーでお買い物

滑走路手前、Frontier(バス停)の近くにスーパーがあります。

中心地にもありますが、ラリネアに泊まる際にはこちらのスーパーは便利でした。

イギリスは、スーパーはそこまで高くないのですかね。

この日はとても寒くて、ランチも遅めに食べたので、軽い夕食でいいかということで、スーパーで軽食を買って帰りました。

イギリス風のものが多いのかと思ったけど、EROSKIはスペインのスーパーだからかスペインのスーパーで売っているようなラインナップ。

お惣菜も少し売っていました。

ジブラルタルは買い物時の税金がかからないみたいなのですが、確かにレシートを見たらかかっていないようでした。

ジブラルタルからスペイン領ラ リネアへ 国境越え

18:40 帰りも、パスポートを見せてパスポートコントロールを通りました。

行きに記念にスタンプを押してもらっていたので、帰りも押してもらいました。

両方ともラリネアのスタンプでした。

時期や時間もあるのかもしれませんが、5分ほどで通過できました。

まとめ:ユーロも使えるが現金も少し必要

  • スペイン(ラリネア)からジブラルタルへの出入国時にはパスポートコントトロールがあり
  • 通過はジブラルタルポンドですが、両替はしなくてもユーロで大丈夫でした
  • バスを利用する場合が、現金が必要になります
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【アンダルシア】 ジブラルタル(イギリス領)
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