新型B777『エミレーツ航空ファーストクラス』搭乗記 スペインからの日本帰国 2020年10月

【海外渡航】

2020年7月末にコロナ禍初めてとなるヨーロッパ(スペイン・バルセロナ)に渡航をし、2020年10月上旬に日本に帰国しました。

スペインに家族が住んでおり、コロナ禍でずっと会うことができず思い切ってヨーロッパに渡ったわけですが、2ヶ月ほどスペインで過ごして、帰国となりました。

今回は、行きと同じくエミレーツのファーストクラスで

バルセロナ(BCN)発 →ドバイ(DXB)乗り継ぎ→関西空港(KIX)に到着という飛行ルートです。

コロナ禍、初めての日本帰国となるので、日本に帰るという安堵感もありつつ、初めての検疫やホテル隔離がどうなるのか不安な中でのフライトでしたが、コロナ禍でのエミレーツ航空ファーストクラスの様子をご紹介したいと思います。

2020年10月 バルセロナエルプラット空港の様子

バルセロナ到着時の2020年7月末もそうでしたが、コロナ禍になってから、チケットを持っていないと空港内に入ることができないので、空いておりました。

7月の渡欧時はPCRテストも必要なかったのですが、その後すぐにPCRが必要になり、この時は96時間以内の陰性証明書が必要でした。

チェックイン時に『PCR検査の英語の証明書』と日本で『ホテル隔離する際のホテルの予約書』(実はこれが必要とは知らず、たまたま予約書を持っていたので大丈夫でしたが)を求められ、誓約書みたいなものを書きました。各国、必要書類も違い一人一人対応するのでチェックインにやや時間がかかりました。

スペインは特に他国からの入国制限はそこまで厳しくはなかったのですが、ヨーロッパ・スペインで感染者が多かったので保安検査場もそこまで混んでいません。

2020年7月には閉まっていたラウンジもオープンしておりました。新しく綺麗になっていました。

関西空港はラウンジも閉鎖されていたので、とてもありがたいです。

食事のサービスの仕方が大幅に変わっておりました。

ショーケースに並ぶお食事を一人一人注文するようになっておりました。

ファーストクラスのお食事があるので(コロナ禍なのであまり期待はできませんが)、ここでは軽めにお飲み物だけいただきました。

エミレーツファーストクラス バルセロナ→ドバイ

コロナ禍では乗客数が少ないこともありA380などの大型機材は飛んでおらずに、せっかくのエミレーツファーストクラスなのに、天空のシャワーや豪華なバーカウンターなども利用できておりません。

B777の機材ばかりでしたが、今回は、新型B777でした。

6つある専用プライベートスイート、完全密閉タイプの個室で、メルセデスベンツにインスピレーションを得たデザイン、レザーシートとなっておりました。

完全個室すぎて、写真がうまく取れずに、これだけしか撮っておりませんでした(笑)

行きもそうでしたが、機内食も、ヨーロッパ路線は、日本路線より豪華でキャビアもありました。

コロナ禍ですと、ドバイ空港ラウンジや日本路線もあまり期待できないので、食べれるときに食べる(笑)(行きは本当にひもじい思いをしました)

ドバイ空港 ラウンジ

ファーストクラス専用の車でターミナルへ移動しました。座席も豪華ですね。

空港では特にコロナ関連の検査や提出書類はなくラウンジへ。

7月と変わらず、ファーストクラスラウンジは閉鎖中で、ビジネスラウンジが一つ空いている状況でしたが、シャワーは使えるようになっていました。

Moet &CHANDON は復活していましたので、飲める人にはたまりませんね。

お食事も少し復活の兆しがありました。

機内のお食事は7月の時に辛い思いをしたので、ラウンジで食べれる時に食べておきます。

あと、もう次のフライトでは寝たいということもあり、シャワーとお食事をすませて準備しておきます。

エミレーツ航空ファーストクラス ドバイ→関西空港

日本行きは相変わらず空いており、ファーストクラスをまたもや貸切でした。ビジネスクラスもお一人しかいらっしゃいませんでした。

こちらの機材もやはり大型機材ではなくB777で、これでなんと4回目となります。

相変わらずのゴージャスさです。

機内も天井に星が映し出され、もう寝るしかありません(笑)CAさんにも、早々に寝たいのでお食事はいらないので、ゆっくり休んでいて下さいとお伝えし、寝ることにしました。

寝て起きると、もうそろそろ日本に到着です。CAさんから7月よりはお食事が良くなってきているので、ぜひ試して下さいと言われ、オススメのこちらの海鮮丼をいただきました。ジュースも、感染対策としてこの時はパックで配られました。

前より、美味しくなっていました。日本の検疫では、結構時間がかかるという噂もあったので、腹ごしらえもできました。

四国上空を通り、関西空港へ無事到着しました。もう夕方ですね。

2020年10月 関西空港

当時は、LINEでの健康確認があったので、このような書類を配られました。

この頃から唾液による抗体検査になっておりました。ファーストクラスでしたので、1番目に受けたからか、約1時間で外に出ることができました。最後の人は、1時間半から2時間程度かかっていたように思いますが、意外と関西空港の検疫はスムーズでした。

受験発表のように、随時結果発表がされるのですが、自分の番号が飛ばされた時に一瞬焦りました(笑)めでたく陰性でした。スペインでも気をつけてあまり人混みの中には行っていなかったので、過ごし方によっては、感染者が多い地域でも、大丈夫なこともあるのだなと思いました。

おおよそ、この頃日本の感染者数が、スペインの死者数ぐらいで、100倍ぐらいの感染者数だったように記憶しております。そのような中の渡航でしたので、決死の覚悟でした(初めてのことなのでとっても怖かったです)

この時びっくりしたのは、ビジネスの往来は日本で許可が出ていた時期でしたので、アラブ系?の人たち、技能実習生?のような雰囲気の人たちが団体で入国していたことです。

今でもそうですが、アジア系の人たちは、フェイスシールドやら防護服などの人もいました。

二週間のホテル生活 

この時は、自主隔離がそこまで厳格ではなかったのですが、(おそらく帰ろうと思えば帰れた)ホテル日光関西空港に事前に確認してお世話になりました。

初めての隔離生活でしたので、狭い空間で精神的に参ってはしまわないかと大きめのお部屋にしました。

ですが、この時は、毎日、部屋の清掃もしてくださったりしており、毎日一度必然的に外に出る時間がありました。テイクアウトも充実していなかったので、ホテル内のコンビニや関西空港と往復し食料を調達しておりました。

Uber Eatsも使えないのと、ルームサービスもないようでした。

毎日、LINEで健康状態の確認と、検温してホテルの健康チェックシートを記入して提出しておりました。

GO TO TRAVEL のお値段で泊まったのですが、今思えば、そこまで安くはなかったですね。

2週間で20万越えだったと記憶しております。

メンタル対策として、海が見えるお部屋をリクエストしておりましたが、日々、刻々と変わる海や夕日などを眺めながら、ワーケーション的に過ごすことができて、大満足でした。

まとめ

今回は、コロナ禍のエミレーツファーストクラスの様子をご紹介させていただきました。

コロナ禍でしたので、以前の至れり尽くせりというサービスは難しくなっており、極力接触を減らし、お食事なども感染対策をされているサービスの仕方でした。

これも、かなり珍しい経験ですが、また、普通の状況の時も利用したいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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