『エミレーツ航空ファーストクラス』&ドバイでのラウンジ 体験記 関西空港 ドバイ経由 バルセロナ行き 

【海外渡航】

コロナ禍の2020年7月末にエミレーツ航空(Emirates)ファーストクラスを使用し、関西空港からドバイ経由でスペインに渡航した経験をご紹介します。

この時、スペインはレベル3の渡航制限が出ておりまして、人生の中で、自分自身が渡航制限の中、海外に渡航する日がくるとは思ってもみませんでした。

私の場合、日本人の家族がスペイン在住なのですが、私自身はビザの申請準備中にこのようなコロナ禍になってしまい、離れ離れで暮らしておりました。しかし、この状況が今後どうなるのかわからないし、ずっと続くかもしれないと思ったときに勇気を持って渡航しようと思いました。

何にせよ初めてのことですし、経験した方も少なく情報も少なかったので、怖くて気持ちが折れそうになったこともありました。

関西空港へのアクセス ハローキティ 特急はるか

京都駅〜新大阪駅〜関西空港を結ぶ和モダンなデザインの「ハローキティはるか」ですが、今回はバタフライモデルでした。

車両の中もキティー一色です。いつもそこまで混んでいる印象はないのですが、ここまでがらんとしているのは初めてで、改めて、コロナ禍ということを思い知りました。

こちらは指定席の普通車です。

こちらが、指定席のグリーン車です、ここまで空いていると、グリーン車でなくてもいいですね。

洗面所にもキティのフォトスポットが、一人でしたので写真も余裕で撮ることができました。

大阪を通過して、関西空港へ向かいます。

何があるかわからないので関西空港に早めについたのですが、人はおらず。。。。

関空特急「はるか」の定期列車はコロナ禍で大幅削減されており、なかなかいい時間のものがありませんでした。

2020年7月の関西空港

国際線のターミナルは暗くて、早めについたこともあり人がおりませんでした。

空港宅急便を利用しており、コロナ禍で早く店舗を締めるということで、深夜便でしたが、18時前に到着したかと思います。

制限区域外のレストランは少しだけオープンしておりました。

関西空港のカードラウンジ

ラウンジとしては、カードラウンジの『比叡』がかろうじてオープンしておりました。(2021年4月にこちらのラウンジは閉鎖となり新しくNODOKAがオープンしたようです)

コロナ禍でラウンジを閉鎖していたところも多く、開いていてくれたことに感謝しております。

この時は、コロナ禍パンデミックの中、多くの路線が欠航していましたが、エミレーツ航空だけが、かなり積極的に運行をしていてくれました。

チェックイン

チェックインカウンターでは、50人ほど搭乗者が早々と並びだしましたが、このような時期でも海外へ行く人がいるのだとびっくりしました。(情報が入ってこなかったので、そんなに渡航者はいないのかなと思っておりました。)

2020年8月から登場前に検査が義務化されましたが、この時は義務化はされていませんでした。特に地方では検査を普通の人が受けられる体制は整っておりませんでしたが(ビジネス客のみといった制限があったりしました)、かろうじて抗体検査を受けられるところがあったので、初めて抗体検査を受けました。

制限区域内の様子

分からないことも多かったので、早めに入りました。実はご飯を食べておらず、制限区域内だったらラウンジやレストランが空いているかと思いましたが、、、、なんと全て閉鎖中。

保安検査場の方に聞いてみたのですが、どこかは開いているのではないかとおっしゃっていましたが、開いていませんでしたよ(涙)それくらい情報もあやふやなものが多い状況でしたね。いってみないと分からないといったような感じでした。

こちらの免税店のみ空いておりましたが、免税品よりお腹が空いた。。。。

ターミナル間のシャトルが運行していないせいか、とにかく広い空港内を歩きました。

かたわらに、帰国時の検査の待合が見えまして、これがあのテレビでみたやつねと思いました。

トイレも閉鎖されているところがあったりしました。血糖値をせめて上げようと自動販売機に向かいましたが、なぜか現金と中国の電子マネーしか使えないといった状況でした。海外に行くときに、小銭は重いから持っていかないのですが、この時から少々小銭も持って行くようにしました。泣く泣くお札を崩して購入しました。

エミレーツ航空 関西空港(KIX)→ドバイ(DXB)

いよいよ搭乗です。ビジネスクラスもガラガラです。エコノミーでも50人ほどでしたので、みんな横になれたのではないかと思います。

エミレーツ航空ファーストクラス 

今回コロナ禍初の海外渡航でしたのと、状況もよく分からなかったので、個室タイプがいいかと思い、エミレーツのファーストクラスにしました。

この時なんと、ファーストクラスは私一人でしたが、数人のCAさんが乗務されていました。

実はコロナ禍前の2020年までに世界中を旅していたのですが、かなりマイルがたまっており、本当はもっと、状況がいいときにファーストクラスでドバイに行きたかったのですが、今後どうなるかも分からない状況でしたので(航空会社が倒産したらマイルもおしまいだと思っていました)使用させていただきました。

本当だったら、空飛ぶ宮殿 二階建てのエアバスA380 にのって、シャワーやバーも利用したかったのですが、コロナ禍で、大型機材は飛んでおりませんでした。

ANA系でもこの時ファーストクラスを探しており、スーパーフライヤーズデスクに問い合わせたりしていたのですが、路線的にビジネスクラスしか利用できなかったのと、どうしても鬼門のドイツ経由になりますので(この時、ドイツでトランジット出来ずに強制帰国となった人もおりましたね)、エミレーツ航空を選びました。

アメニティもおしゃれに鎮座しておりました。

こちらのミニバーは冷えてはいないので、お水だけいただきました。

ドバイへの入国書類がありました。

衛生キットも渡されました。

CAさんは医療用ガウン、ゴーグル着用、荷物にも触れない、ベッドメイキングもしないと接触を極限まで減らす対応をされており、用事があれば呼ぶというスタイルでした。以前のような至れり尽くせりのサービスはいつから戻るのでしょうかね。

ファーストクラス お食事 

ファーストクラスで楽しみなのが機内食ではないでしょうか。。。

ですが、、、、この時、予想はしておりましたが、サービスもなるべく接触を減らすようになっており、コロナ禍初期でしたので、このような稀有なメニューとなりました。

冷たいお食事。。。CAさんもこんなものしかなくて本当に申し訳ございませんっておっしゃっていました。

お腹が空きすぎていたので、何か温かいものをと思って焼きそば的なものを頼みましたが、、、(笑)

このようなファーストクラスというのも、貴重な経験かもしれません(笑)

しかしながら、エミレーツといえばドンペリ。こちらは私一人のために出してくださいました。

何も出来ないので、ドンペリでもって、言っていただきましたが、私実はあまりお酒が飲めず。。。

でもシャンパンは飲んでみたいので、遠慮しながらいただきました。

深夜便でしたのであとは寝るのみです。早朝にドバイに到着しました。

ドバイ空港 ラウンジ

飛行機を降りたところから、ラウンジまでは、専任のスタッフの方がついて案内してくださったのですが、コロナ禍ですので、荷物は自分でもつスタイルでした。

しかも、、、この時、空港内のカートは使えなくなっていました。

残念ながらファーストクラスランジは開いておらず、1つだけ開いていたビジネスクラスラウンジに通されました。

シャワーなども使えない状態でして、お料理も和牛バーガーを期待しておりましたが、残念ながらあまり手が込んでいないものが少しあっただけです。

とりあえず、温かいものを頂きました。

ブレックファーストボックスを頼みましたが、ちょっと残念でしたね。お腹が空きました(笑)

エミレーツ航空 ドバイ(DXB)→バルセロナ(BCN)

超高層ビルのブルジュ・ハリファ(バージ・カリファ)がみえます。

いつも経由地として見るだけなので、そのうち旅行しようと思っていましたが、コロナ禍になってしまいました。

こちらもまた何かできるのでしょうか。

エミレーツ航空 ファーストクラス ドバイ発便

今回もエアバスではありませんでした。しかも、、、なんとファーストクラス、移動する機長さんたちで満席近くなっていました。いい待遇ですね。

こちらはスペインへの当時の入国書類。スペインは当時あまり制限はなかったのですよね。

エミレーツ航空 ファーストクラス 機内食

コロナ禍バージョンでも、ドバイ発は、ちょっと豪華でした。

なんと、キャビアもありましたよ。やっとファーストクラスらしくなってきました(笑)

お腹が空いていたので嬉しいです。マッシュルームのスープは色が今ひとつなのですが、優しい味で私はあると頼んでしまいます。

スイーツも、甘さ控えめなものを頂き、お腹が満足してきました。

紅海上空を通過し、エジプトにさしかかりました。カイロ観光の定番『ギザの三大ピラミッド』が見えますか?

こちらです!上空から見ると綺麗に並んでいるのが分かります。数年前に訪れたのが懐かしいです。

これだけ、ひもじい思いをしたフライトも初めてで、相当お腹が空いており、また前菜系を頼んでしまいました。キャビアとスープがお気に入りです。

そんなこんなで、バルセロナに無事到着いたしました。空港内では、やはりカートが使えず、大荷物を引きずって運んでいる人も多数(笑)

エルプラット空港は当時は、お迎えの人も入れない状態になっておりました。そのせいで、セキュリティー的にはスリもおらずに安全でした。

まとめ

今回は、コロナ禍での初の海外渡航の体験記をご紹介いたしました。

コロナ禍では、閉まっているお店も多いので、少し食料を持って行くと安心かもしれません。

トランジットの地で、リアル『ターミナル』状態になることもあるかもしれませんので、乗り継ぎがある方は、手荷物に少々着替えとかリフレッシュできるのもをお持ちになるのもいいかもしれません。

それでは、最後までお読み頂きありがとうございました!


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