2022年6月にスペインのガリシア地方・ア コルーニャ(ラ コルーニャ)を旅行し、ヘラクレスの塔を観光しましたので、ご紹介いたします。
ヘラクレスの塔への行き方 アクセス方法
コルーニャ 旧市街から バス5番
5番 (15分間隔)
3番 (15分間隔)
ア コルーニャ駅(A Coruna)から バス5番
5番(20分間隔)
4番(12分間隔、バスステーション Estación de Autobuses da Coruñaの前)
タクシー 「Cabify」

塔へとつづく坂道の下まではタクシーでくることができます。
旧市街からですと6-8€ほどかと思われます。
旧市街には流しのタクシーもたくさん走っていました。
私は、このあたりでタクシーアプリ「Cabify」を使って配車を試みましたが、マッチングしませんでした(汗)
ローマ時代の灯台「ヘラクレスの塔」Torre de Hércules

- 2000年も前のローマ建築の灯台で、今も現役の灯台として利用されている最古の灯台(1791年に改築)
- 海抜60メートルの丘に建ち、塔は59メートルの高さ(海抜 約120m)
- 234段の階段
- 2009年にユネスコの世界文化遺産に登録された
ヘラクレスが巨人ゲーリュオーンを倒し、首を切り落とし埋めたその上に塔が建てられたという伝説などがあるようです。
韓国ドラマ「青い海の伝説」のロケ地

ヘラクレスの塔は、2016年韓国ドラマ「青い海の伝説」のロケ地としても知られています。
イ・ミンホさんとチョン・ジヒョンさんが演じられていました。
私も、こちらのドラマをNetflixで、みたことがあり、この辺りの景観の雄大さに惹かれて、いつか行ってみたいなと思っておりました。
サッカー 柴崎岳選手がコルーニャのチームに過去に所属、逃げ恥の恋ダンスでも有名?!
サッカー・スペインリーグでご活躍の日本代表である 柴崎 岳 選手は、こちらのコルーニャの街にある「デポルティーボ・ラ・コルーニャ」というサッカーチームに2019年に所属されていました。
柴崎選手の奥様である真野恵里菜さんは、世界遺産・ヘラクレスの塔の前で、ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」の恋ダンスを披露されていたことでも有名になった場所ではないでしょうか。
「ヘラクレスの塔」チケット購入方法

ヘラクレスの塔 ホームページ Facebook 切符売場:ビジターインフォメーションアンドアシスタンスセンター(CIAV)でのチケット販売(9:45〜) 月〜日曜日 10月〜5月:10:00〜18:00(最終 17:15) 6月〜9月 :10:00〜21:00(20:00に入口閉鎖) 30分ごとに32人に制限、10:15〜開始。入場時間は15分おきに区切られ、見学時間は30分のようです。 料金: 一般 3€ 割引 1.5€ 月曜日:入場無料

スタッフの方にお聞きしたところ、現在32人ではなくて、16人に制限しているそうでした。
朝の方が混雑するようです。
塔へ続く坂道を登る前に、こちらのチケットオフィスがあり、こちらで券を購入します。
インターネットで、先に購入できないか探してみたりもしましたが、現地購入のみのようでした。

19:20ごろに、到着しました。

この時間は空いているようで、19:30の入場券が購入できました。1人3€ です。カードで支払いができます。
時間によっては、空きがなくて、1時間後のチケットになったりすることもあるようです。

日本語の案内もいただきました。

ヘラクレスの塔へ 234段の階段をのぼる

Ramón Conde 氏のカローン(カロン)の像、、、なんだかすごい迫力。

坂を登ります。こちらからは、タクシーなどは入れません。炎天下だときついかも(笑)

塔の向かって右側に入口があります。

塔の下段34mはローマ時代に建設され、上段21mは18世紀に新古典主義建築の改築が施された際に増築されたものなのだそうです。

合計234段の階段をのぼります。
途中に、何個か小部屋があって、そこで展示物を見学しながら休憩しつつ、のぼると登りは意外と大丈夫でした。(下りは、一気におりたので、足がプルプルしてしまいました)
行きも帰りも、同じ道ですので、おりてくる人とすれ違います。
この時は、空いていたから、数回すれ違うだけでした。

てっぺんまでやってきました。ここの窓から見るだけなのかと思いきや、もう少し階段が続きました。

だいぶ上がってきましたね。

最後の階段をのぼると、大西洋を一望する絶景です。


町側は、たくさんのマンションが立ち並んでいます。意外と都会?

驚いたのは、世界遺産の目の前に、大きなスポーツ施設がありました。すごくいい施設ですよね。

大型のピソ(マンション)が多いです。


それでは、下っていきます。きづくと、残り10分ほどになっていました(汗)

30分は登って、上で景色をちょっとみて、下ってくるとちょうどいい時間なのかな。続けておりたから、足がワナワナしました。

ヘラクレスの塔周辺のアクティビティ

塔の周りの公園なども、とても素敵なのですが、日差しを遮るところもなく、とても広いので、セグウェイで回るのも楽しそう。

宿泊した「ユーロスターズ デ ラ コルーニャ」からヘラクレスの塔へお散歩
ホテルから、Paseo dos Menhires(ドス メンヒレス)通りを歩いて、美しい景観をみながらヘラクレスの塔まで行きました。
ホテルから遊歩道に出ると、すぐにヘラクレスの塔が見えます、1kmほどの距離にあります。


ヘラクレスの塔から旧市街へ 徒歩でアクセス
今回は、ヘラクレスの塔からまっすぐのびる Av. Navarra(ナバラ通り)から R. la Torre(トッレ通り)へ入って、マリアピタ広場まで徒歩で向かいました。(海岸沿いの通りも、とてもきれいで、ランニングやウォーキングをしている人も多くいらっしゃいました)

ヘラクレスの塔の近くには、サッカー場などもある大きなスポーツ施設がありました。

振り返ると、ヘラクレスの塔がみえます。昔はトラムが走っていたのかな?

ヘラクレスの塔の周辺は、飲食店などはみつかりませんでしたが、5分ほど歩いて、Av. Navarra(ナバラ通り)には、飲食店が並んでいました。
ただ、この時期(6月の下旬)バーケーションシーズンが始まっており、スペインらしく、繁忙期でも長期休みになっているお店もちらほらみかけました。私がいってみたかったレストランも狙い撃ちのようにお休みでした(泣)

ホテルの近くで、この辺りのレストランを狙っていましたが、希望のお店はお休みでして、あやうく夕食難民になりかけました。
結局、旧市街までいくことにしました。

バスもあまりこなさそうだったので、歩くことにしました。


ホテルに無料のお水のサービスがなかったので、こちらのスーパーで購入しました。
エスパーニャ広場(Plaza de Espana)から旧市街へ




マリア・ピタ広場に到着 夜9時ですが、まだまだ明るいです。




白の窓枠とガラスのガレリアスが並ぶマリーナ通り

ヘラクレスの塔近辺の公園・遊歩道をお散歩
エスクルトリコ・デ・ラ・トレ・デ・エルクレス公園 (Parque escultórico)ヘラクレスの塔の彫刻公園
「ユーロスターズ シウダッド デ ラ コルーニャ」ホテルの近くには、ちょっとしたビーチもありました。波は結構はげしくて、危なそうなので、泳いでいいのかよくわかりませんが。

この辺りには、野鳥が多くて、とてもかわいい鳥たちがいます。

朝はまだ、天気がいまひとつでしたが、旅行中ずっと雨予報でしたので、雨が降っていないだけありがたいです。

ホテルに泊まらないとここまで、歩いたりはしないかもしれませんね。

こちらの整備された道を歩いてもヘラクレスの塔までいけますが、この日は、地元の方もたくさん散歩されている、公園内の小道を歩きました。


イネ科の雑草が多くて、アレルギーがあったら6月はおすすめできませんね。

荒々しい海で、複雑な海流のような気がします。

海の匂いが、今までスペインで訪れた、バルセロナやサンセバスチャンとは違い、磯くさく、日本のような匂いです(笑)

大西洋が一望できます。

海とヘラクレスの塔がみえて、いいですね。

東尋坊のような、荒々しい崖と海です。

公園内には、不思議なアートがちらほらあります。

けっこう、高いところまで、波が来ることもありそうですね。


なんだか、青空が見えてきました。


散歩をし始めてから1時間も経たずに、この青空。びっくりです。コルーニャの奇跡!!

青空にヘラクレスの塔がはえます。


振り返るとこのような景色。本当に雄大な自然です。バルセロナに住んでいると、人混みが本当にすごいので、こんなに気持ちよくお散歩できるのは嬉しいです。

塔の周りをぐるりと回ります。

大西洋が一望できます。

反対側の街並みが見えてきました。対岸にみえる丘からの景色も綺麗なのだそうですが、今回は時間の関係上行けませんでした。



変わった植物も多いですね。

色々な方向から、ヘラクレスの塔を十分に眺めることができて、満足です。

まとめ:ちょっと穴場の世界遺産かも
入場料金3€というのにも驚きましたが、人も少なく、とてもゆっくりできてオススメです。
日差しを遮るところはないので、日焼け対策も必要ですね。またカフェや自販機も近くにはなかったように思われるので、水分も必要かもしれません。
チケット売り場から5分ほどの街の入り口に飲食店などがありました。
今回は、近くのホテルに1泊してゆっくりと見学することができました。
最後までお読みいただきありがとうございました。