古城を改築した「パラドール デ オンダリビア」宿泊記① おすすめホテル/サンセバスチャン・スペイン旅行

【バスク】

2022年5月に スペインのサンセバスチャン空港近くオンダリビアにある「 パラドール デ オンダリビア」(Parador de Hondarribia)に宿泊しましたのでご紹介いたします。

https://www.expedia.co.jp/San-Sebastian-Hotels-Parador-De-Hondarribia.h1133313.Hotel-Information

アクセス:Parador de Hondarribia サンセバスチャン空港が最寄

美食の街サン・セバスティアンから約20-30㎞、フランスとビダソア川を挟み国境を接する、スペイン バスク州の町オンダリビア(Hondarribia)にあります。

サンセバスチャン空港より徒歩・バス・タクシー

google で調べると950Mで徒歩13分とあり、徒歩でもいけそうでしたが、荷物もあったので、タクシーを使用。

細い路地が多く、回り道もして、12€かかりました。

4つ星ホテル Parador de Hondarribia(パラドール デ オンダリビア)Castillo de Carlos V

“Paradores de Turismo de España”という名のホテル・チェーンが展開するホテルで、スペイン全土に約100件ほどあります。

「国営ホテル」でしたが、1991年からは国が唯一の株主である株式会社のようです。

修道院や、お城など、歴史や風土が感じられるスペイン特有の宿泊施設で、とてもおすすめです。

私は、他にはグラナダのパラドールに宿泊したことがありますが、とてもよかったです。

10世紀の終わりににナバラ王国のサンチョ2世(Sancho GarcésII)により建てられた要塞。

16世紀にカルロス5世のお城として改築され、1968年よりスペイン国営のパラドールホテルとなったようです。

国境の町であるオンダリビアは、度々フランス軍と交戦しており、パラドールの外壁には、無数の砲弾跡が見られます。

Arma Plaza(アルマ広場)が目の前にあります。

パラドールにチェックイン

1週間ほど前に、旅行を決めて、日程の中でパラドールの空室を探したのですが、満室状態でした。料金は、夏のバケーションシーズンに入り始めていることもあってか、スタンダード ツインルームでも¥31,770(朝食付)でした。(Amexで3000円ほど割引がありました)

冬やさらに先の予定ですと、200€以下の時もあるようでした。

ロビーからとても雰囲気があります。

パティオもあります。

古い建物のつくりなので、エレベーターで上がってきても所々に階段があります。

お部屋の様子

スタンダード ツインルームのお部屋

今回は、202のこちらのお部屋になりました。

窓からは、ビタソア湾が見えます。北側の眺望が望めるお部屋です。

旅行中3−4日、全部雨予報で、夕方到着した際には雨は降っていませんでしたが、どんよりしていました。

日が長くて、こちらが、22時ごろの空の様子です。23時ぐらいまでなんとなく、うす明るかったような気がします。

翌朝も、青空になりました。奇跡!!ちなみに対岸は、フランスです。

お部屋の様子は、華美ではなく、落ち着いたシンプルな雰囲気です。

ポットや、グラス、カップもありました。

ハーブティーやコーヒーは、2人分はなく、すべて1種類づづ。

オンラインコンシェルジェサービスがありました。

冷蔵庫の中のドリンクは有料。無料のお水はありませんでした。

バスルームの窓もあいて、海が見えます。

ドライヤー、アルコール消毒などもありました。

このところ、環境にも配慮されるようになったみたいで、環境に配慮された素材のアメニティ。

ビニール系や、プラスチック系をかなりの量削減したようです。

シャンプーや、コンディショナー、ボディソープもボトル入りになっておりました。

スリッパはなし。ランドリーバッグも、ビニール素材ではなく、紙素材になっていました。

スーペリアツインのお部屋

たまたま、こちらのお部屋も見せてもらえることになりました。

こちらは、北東側の眺望で、フランス・アンダイエ・ビュー。停留している船がたくさん見えます。

こちらのバスルームは、北側に面しており、先ほどのスタンダードルームと同じ眺望の北側の景色が望めます。

パラドール内の様子

中世の古城だったのだなと思わせる装飾品がたくさんありました。

パティオ。

このようなラウンジスペース的なものもありました。

ラウンジスペースからは、アルマ広場が見えます。かわいらしい建物ですよね。

1階にはカフェもあって、宿泊者以外も利用できます。

テラスが圧巻でした。

こちらの眺望は、さきほどのスーペリアルームと同じ方向になります。対岸はフランス。

北側の海もみることができます。こちらが、スタンダードルームと同じ眺望の方向。

実は、こちらの、フランス側の向きのお部屋、よくみると、テラスと同じ階に鉄格子がついているところも、お部屋になっています。

こちらが、どのタイプのお部屋かわかりませんが、ちょっと、微妙ですよね。

このテラスは、朝9時から夜10時ごろと利用時間が決まっていました。

↓こちらの左下にエレベーターがありまして、パラドールの裏手から、下の大通りまでつながっていました。この大通りには、空港からのバス停があります。城壁内はかなりの高低差がありますね。もし、空港から歩くなら、こちらのエレベーターを使ったほうがいいのかも。

近くの教会もテラスから見えました。

まとめ:オンダリビアに立ち寄るなら、パラドールがおすすめ!

グラナダのパラドールとは、また全然違った雰囲気で、楽しむことができました。

パラドールは、改築はしてありますが、建物自体は古くて、華美なホテルとはまた、違いますが、とても雰囲気があって楽しめます。

最後までお読みいただきありがとうございました。


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